神体
Shintai (Divine Body / Sacred Object) (しんたい)
神が宿るとされる依り代。本殿に安置される
神体(しんたい、御神体とも)は、神霊が宿る・依りつくとされる物体で、神社において最も神聖な存在である。通常は本殿の奥に安置され、神職でさえ容易に目にすることはない。
神体の形態は多様で、鏡(最も一般的)、剣、勾玉、石、自然物などがある。三種の神器——八咫鏡、草薙剣、八尺瓊勾玉——は日本で最も有名な神体と言える。
一部の神社では、持ち運び可能な物体ではなく自然の地形が神体となる。奈良の大神神社では三輪山全体が神体であるため本殿が存在しない。那智大社では大瀑布が神体とされる。これらは、神が自然そのものに宿るという神道の信仰を象徴している。