大注連縄

O-shimenawa (Grand Sacred Rope) (おおしめなわ)

神社を象徴する特に大きな注連縄

大注連縄は、神社を象徴する特に大きな注連縄である。通常の注連縄が神域の結界を示すのに対し、大注連縄は数トンに及ぶ巨大な造形物であり、職人技と地域の協力の結晶である。

日本で最も有名な大注連縄は出雲大社神楽殿のもので、長さ約13.5メートル、重さ約5.2トン。数年おきに地域住民の手で新しく作り替えられる。福岡の宮地嶽神社のものは長さ約11メートル、重さ約3トンで、海に向かって張られた雄大な景観で知られる。

大注連縄の材料は稲藁(わら)が一般的だが、麻など他の天然繊維を用いることもある。撚り方向(左撚り・右撚り)や縄の本数には神社ごとの伝統に基づく象徴的意味がある。大注連縄の製作自体が地域の行事であり、数百人のボランティアが参加し数週間にわたる準備を要することも多い。

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