注連縄

Shimenawa (Sacred Rope) (しめなわ)

神聖な場所や清浄な空間を示す稲藁の縄

注連縄は、稲藁(いなわら)や麻で綯(な)った縄で、神聖な空間や清浄な場所を示すために用いられる。鳥居、御神木、社殿、また神が宿るとされるあらゆる場所や物に掛けられ、俗世と聖域の境界を視覚的に示す。

多くの場合、注連縄には紙垂(しで)と呼ばれるジグザグに折った白紙が等間隔に下げられる。縄と紙垂の組み合わせが、聖と俗の境界を強く印象づける。神話においては、天照大御神が天の岩戸から出た際、再び隠れることがないよう岩戸の前に注連縄を張ったことが起源とされる。

日本で最も有名な注連縄は、島根県の出雲大社に掛かるもので、全長約13メートル、重さ約5.2トンという巨大なものである。一方、地域の小さな神社では控えめな注連縄が毎年新調され、特に正月の準備として掛け替えられることが多い。

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