社格
Shake / Shakaku (Shrine Ranking) (しゃかく)
国家との関係に基づいて神社を格付けした制度
社格は、国家との関係に基づいて神社を格付けする制度である。日本の歴史上、複数の社格制度が存在した。延喜式(927年成立)は政府の幣帛を受ける神社を大社と小社に区分した。明治政府が制定し1946年に廃止された近代社格制度は、官幣大社を最上位とし無格社に至る詳細な序列を設けた。
明治の序列は、上から官幣大社・官幣中社・官幣小社(天皇の幣帛を受ける三段階)、国幣大社・国幣中社・国幣小社(国庫からの幣帛を受ける三段階)、府県社・郷社・村社・無格社と続く。各段階の神社は異なる額の国費支援と幣帛を受けた。
戦後、政教分離の一環として国家の社格制度は廃止された。現在は神社本庁が独自の基準で分類しており、別表神社が最も格の高いカテゴリーとなる。しかし旧来の明治社格は依然として社会的な威信を帯びており、多くの神社が広報物に歴史的社格を記載し続けている。